いまや大人顔負けの構図で鉄道写真を撮るようになった息子は、
大量の画像データからお気に入りを厳選し、印刷してアルバムにまとめています。
これはそのうちの1枚。
正直他と比べると?と感じるこの写真を息子がお気に入りに加えている理由は、
おじいちゃんと撮った写真だから。
息子が自分で電車を撮り始めたくらいのころに、
おじいちゃんに抱っこしてもらって大好きな特急が通過する瞬間を撮った、という意味での
「おじいちゃんと撮った」写真です。
そのおじいちゃん=私の実父が昨年末に急逝して1年が経ちました。
心の準備も何も全くできてなかったから、
とるものもとりあえず大阪に帰って、
いろんなことを周囲に聞きながら進めていって、
気がつけば年が明けていて、気がつけばもう1年。
当時「きっとあっという間に1年とか経つんだろうなー」
と思っていた以上に、あっという間でした。
あっという間すぎて、昨日のことのようで、
やっぱりまだいろいろ思い出して、寂しさでボンヤリしてしまうことがあります。
昔から、ふとした瞬間に身近で亡くなった人を思い出したとき、
続けて他の人も片っ端から思い出せるだけ思い出すようにしています。
親族、友人、先生、お世話になった人その他、
そこには何の脈略もないし、抜け漏れもあるし、我ながら雑だなあとも思うけど。
だからといって、リストとかにするのは作業になるからやりたくない。
「心に浮かぶ」ことを大事にしたい。
この先自分だってどうなるかわかんないし、
記憶も感覚もだんだん鈍ってくるだろうから、
思い出せるときにできるだけ思い出したい。
何か特別な意味や目的があるのかと言われると困るんですが、
とにかくそうしたいし、これからもそうしようと思っています。
それにしても、
私の誕生日が正月休み明けでもともと影が薄かったところに、
年末に命日まで加わったので、ますます忘れ去られるな笑
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